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2022年11月05日

お勧め洋書 ”Revolting Rhymes”(邦題「へそまがり昔ばなし」)




「チャーリーとチョコレート工場」で有名なロアルド・ダールさんの本は、
子ども達だけでなく、大人にとっても本当に面白い本です。

今回ご紹介するのが”Revolting Rhymes”(邦題「へそまがり昔ばなし」)
有名な6つの童話がロアルド・ダール風に皮肉な視点でブラックジョーク満載で書かれています。
❶ Cinderella シンデレラ
❷ Jack and the Beanstalk ジャックと豆の木
❸ Snow-White and Seven Dwarfs 白雪姫
❹ Goldilocks and the Three Bears 三びきのくま
❺ Little Red Riding Hood and the Wolf 赤ずきんちゃん
❻ The Three Little Pigs 三びきのぶた

生徒さんにはロアルド・ダールさんの本をよく勧めていますが、
この”Revolting Rhymes”だけは子ども達に勧めたことがありません。
4歳~9歳向けとAmazonでは書かれているのですが、
内容が衝撃的過ぎて、繊細で傷つきやすい子どもにとっては、かなりのショックだろうと...。

私は大人になって読んだので、とても面白く好きでしたが、想像以上の残酷さに衝撃を受けました。

どれほど衝撃的かというと、例えば「シンデレラ」では、
シンデレラが残したガラスの靴(本ではSilver slippers)を、みにくい姉はトイレに流して代わりに自分の靴をこっそり置いていきます。
王子が靴の持ち主を探しに行き、もちろん靴は姉の足にぴったり。
そして、姉は王に結婚を迫りますが、即座に王は醜い姉の首をチョキーン
その時言った王の言葉は、”She’s prettier without her head.” (こいつは顔がない方がかわいい)
その後も想像を超える展開です。



また、大好きな挿絵のQuentin Blakeさんの絵もすごいです。

ロアルド・ダールさんファンで、残酷な話が大丈夫な方にぜひお勧めしたいです!
  
タグ :英語多読


  • Posted by 英会話スクール 東京パスポート学院  at 12:39Comments(0)英語絵本・洋書・リーダー